2012年5月25日金曜日

靴の修理屋さん

最近でこそ腰痛から重たい靴はなるべく履かなくなってきたをだが、元々は一年中ブーツで過ごす生活だったオレ。

昨日のウエスコ購入のきっかけも、長年愛用のブーツがそろそろ死んできたのが始まり。

レッドウィングのエンジニアブーツ。


約30年前、バイクの免許を取り立てで片岡義男の小説を読破していた。

一番のお気に入りは
「彼のオートバイ、彼女の島」

その中で主人公のコウが履いているがハーネスブーツ、

このブーツに憧れどうしても欲しくて仕方なかった。


今ほどモノが溢れていなく情報も乏しい時代


知り合いの輸入雑貨屋さんに入った。


アメリカに買い付けに行ってきたオーナーがオレに言った

「アメリカのバイク乗りがみんな履いているんだよ、つま先にスチールが入った作業員の靴らしいよ〜、絶対にカッコイイからどう?」

と勧められた一足のブーツ、それがレッドウィングのエンジニアブーツだった。
色も茶色じゃないし、リングも付いてないけれども、まさにこれはハーネスブーツにイメージが一番近い!

30年前で38800円〜

二十歳そこそこだった俺にはめちゃくちゃ高価な買い物だった。

今でこそエンジニアなんて誰もが知ってるが、30年前はスゴイ珍しがられ、いろんな人から質問された。

その後レッドウィングではないがハーネスブーツも購入し履き倒した(笑)

現在は革もボロボロ
ベルトはちぎれ、ついには筒の革が破れてしまい普通に履くには困難な状況に〜

ウエスコ買ったし、処分しようと思ったんだけどね、

貧乏性なんだろうか、愛着があるこのボロボロブーツが棄てられない。

そこでダメ元で覚王山の靴の修理屋さんに行ってきた

出来る所までやってみますって預かってくれた。

感謝 感謝

この修理屋さん、靴がめちゃくちゃ好きってのがオーラで出てる、靴に愛情があるんだよね。

事情を説明すると、
「このエンジニアは今にはないめちゃくちゃカッコイイじゃないですか、この先棄てる事が有ったらウチに下さい」
とまで言ってくれた。

めちゃくちゃ楽しみだわ〜

完成は一週間後


http://tools-kakuozan.com/


もし、眠ってる靴が有ったら行ってみて

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